シンガー・ソングライターの小田和正さんが、母校東北大の校友歌として作詞作曲した「緑の丘」のCDが好評だ。もともと大学のために作った曲だけに商品化されていなかったが、CD化を求める卒業生らからの要望に応え、東北大が先月、5000枚を制作した。出来上がったのが卒業、入学シーズンに重なったため、関係者に限定販売している東北大生協では人気商品になった。
収録されているのは「緑の丘」の四つのバージョン。1曲目は小田さん、2曲目は東北大混声合唱団がそれぞれ歌い、3曲目は東北大出身のピアニスト榊原光裕さんのピアノ演奏、最後はカラオケ用としても使えるピアノ演奏となっている。
「♪なだらかな 坂道を上れば 川内.」と、冒頭の歌詞になった大橋から川内にかけての写真をCDジャケットに使い、小田さんが描いた定禅寺通のスケッチを裏面に転載した。
そもそも「緑の丘」制作のきっかけになったのは2012年春ごろ、東北大の里見進総長が小田さんに出した一通の手紙。「昨年の震災以降、学生たちがずっと元気を取り戻せずにいるように思える」と、学生や仙台の人々を励ます歌の制作を依頼した。
完成した校友歌は13年秋の東北大ホームカミングデーの記念コンサートで初めて披露された。大学側はホームページにリンクした「You Tube」で、「緑の丘」を聞けるようにしていたが、アクセス数が6万を超えた。大学にも要望が数多く寄せられ、CD化が決まった。
校友歌は入学式や卒業式で歌われてはいるが、大学は「多くの学生に長く歌い継がれる歌にしたい」(広報課)と、学内の全サークルや全国の同窓会にCDを配布する。同時に学生や卒業生ら関係者を対象に大学生協で販売を始めたところ、3週間で入荷1100枚のうち820枚が売れた。販売価格は営利を目的としないため実費の460円(税込み)。
一方、東北大生協は昨年秋から、「緑の丘」が流れる宝石箱型(4100円)と写真立て型(3600円)のオルゴール2種類を作って売っているが、こちらも売れ行きは好調という。
1. 緑の丘
2. 緑の丘
3. 緑の丘 (Piano Instrumental)
4. 緑の丘 (Instrumental)
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