ポップ・ミュージックに革命を起こした伝説のロックバンド『ビーチ・ボーイズ』
結成60年を超えて世界で愛される楽曲に迫るドキュメンタリー。
ビーチ・ボーイズは、1961年に兄弟や親族、友人らと共に米カリフォルニア州ホーソーンで結成されたロックバンド。
1963年にリリースした楽曲「Surfin’ USA」を筆頭に、「I Get Around」「California Girls」といったヒット曲を連発し、米ビルボードのチャートを席巻。
彼らの台頭によって、本国ではビーチ・カルチャーやサーフ・ミュージックが大ブームとなり、西海岸の若者たちのカリスマ的存在となったビーチ・ボーイズは”アメリカン・ドリーム”ならぬ、”カリフォルニア・ドリーム”を築きあげた。
その後、サーフ・ミュージックだけでなく、異なるスタイルの音楽や、精神性、瞑想、環境主義といったテーマを取り込んで早々に幅を広げたことが、ビーチ・ボーイズを1960年代のアメリカを代表するバンドたらしめていく。
1966年にリリースされた「ペット・サウンズ」は、2020年米ローリング・ストーン誌が選ぶ「史上最高のアルバム500」の2位に選出されるなど、今なお色褪せない名盤と評され、その後のアーティストに多大なる影響を与えたと言われている。
そんなビーチ・ボーイズの新ドキュメンタリーの本作は、ポップ・ミュージックに革命を起こした伝説的バンドをたたえる作品。家族で結成されたつつましい始まりからバンドの壮大な歴史を振り返ると共に、初公開の記録映像やバンドメンバーと音楽業界の大物たちの新たなインタビューを収録。何世代にもわたってファンを惹きつけてやまない彼らの魅力を存分に堪能できる作品となっている。
本作の監督を務めたのは、フランク・マーシャルとトム・ジムニー。
マーシャルは、「インディ・ジョーンズ」シリーズや『シックス・センス』などの名作をプロデュースしアカデミー賞に5度ノミネートされた経験を持つ名プロデューサー。
また、監督業も行っており、『アラクノフォビア』『南極物語』などでメガホンを取ってきたヒットメーカーだ。一方のジムニーも、ブルース・スプリングスティーンのライブ作品等で2度エミー賞を受賞しており、豪華な製作陣にも注目が集まっている。
さらに、今をときめく人気スター、ワンリパブリックのライアン・テダーや、ジャネール・モネイも登場!
彼らは大御所であるビーチ・ボーイズについて一体何を語るのか?
レコード売り上げ1億枚を誇る”奇跡”のロックバンド=ビーチ・ボーイズの”軌跡”をこの機会にお見逃しなく!
【プロフィール】
1961年、ウィルソン3兄弟とそのいとこ、友人を中心に米国カリフォルニアで結成されたロックバンド。
軽快なR&Rと爽やかなコーラスの組み合わせでヒットを連発、サーフ・ミュージックの第一人者となる。
代表曲:「Good Vibrations」「Sloop John B」「Wouldn’t It Be Nice」他
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