黒澤明のオリジナル脚本を、木下恵介が監督し映画化。木下は黒澤らしさを期待して脚本執筆を依頼したが、上がってきたのは木下らしい内容だったそう。桂木洋子のデビュー作としても知られる。 ミドリは金子の妾だ。金子は不動産売買のブローカーであり、アトリエ付きの家から野村一家を追い出そうとしている。家には老画家の野村一家が暮らしていた。野村とその妻、娘の洋子、息子一郎の妻の久美子とその子供の英一は、みな善人で明るい家族だった。ミドリと金子はその家の二階に住み込むことになる。ミドリは金子の娘と勘違いされ、野村一家から「お嬢さん」と呼ばれるようになった。やがて野村画伯から肖像画を描きたいと言われ、ミドリはこれを承諾するのだったが.。
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